「火星に行こう!」~20XX年、火星への旅行最前線~

日 時 2025年11月8日(土)13:40~14:50
会 場 目黒区目黒2-4-36 目黒区民センターホール
参加費 無 料
講 師 寺薗淳也氏
2026年、日本独自の「火星衛星探査計画(Martian Moons eXploration)」により宇宙航空研究開発機構(JAXA)が主導して開発した探査機が火星圏に向けて飛び立ちます。
探査機は、2027年に火星圏に到着し、火星衛星、地球外生命体の存在可能性、居住の可能性等の礎となるデータ採取を実行し、2031年火星衛星フォボスでサンプルを採集後、地球に帰還します。
日本の惑星探査は、2010年探査機はやぶさによる小惑星イトカワからのサンプルリターン、2020年探査機はやぶさ2による小惑星リュウグウからのサンプルリターンなどのミッションにより世界最先端の探査技術を誇っております。
この一連の計画について、長年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で惑星研究に努めた寺薗淳也氏が火星旅行、火星居住を含めて詳しく解説します。
来年は、火星の年となり、世界中で火星ブームが巻き起こります。
火星圏の探査は、惑星移住や、地球環境の保護、技術革新など、多岐にわたる分野に貢献するプロジェクトであり、人類の明るい未来はこの計画から始まるといっても過言ではありません。
宇宙開発の明日を担う子ども、子々孫々の幸福を願う皆様、是非ご来場願います!!
《講師プロフィール》
1967年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程中退。宇宙航空研究開発機構、会津大学などを経て、現在合同会社ムーン・アンド・プラネッツ代表社員。NPO法人日本火星協会理事。一般社団法人宙ツーリズム推進協議会理事、一般社団法人ABLab理事。専門は惑星科学、情報科学。宇宙開発、特に月・惑星探査の普及啓発をライフワークとしている。著書は『宇宙開発の不都合な真実』(彩図社、2022年)、『2025年、人類が再び月に降り立つ日』(祥伝社、2022年)など。